2015年10月26日月曜日

直売所甲子園「全国決勝大会」(11月16・17日)-14直売所が競う!


 2015年度の直売所甲子園の決勝大会が、11月16日(月)、17日(火)に東京の中野サンプラザで開催されます。厳密な審査を得て「個性と特長」をテーマに決勝進出が決まったのは、別表の全国14ケ所の直売所です。優良事例のプレゼンテイションに接する事のできるまたとない機会です。多くの直売所の関係者に出席をお勧めします。

決勝大会進出の直売所
県別
直売所名       結果
岩手
洋野町大野農産物直売所ゆうきセンター      
山形
産直あぐり                 優秀賞
埼玉
ふれあいファームセンター
新潟
とんとん市場新発田店
福井
JA越前丹生農産物直売所丹生膳野菜
静岡
伊豆・村の駅              優秀賞
愛知
あぐりん村
滋賀
あいとう直売館            優秀賞
和歌山
産直市場よてって           優秀賞
山口
田布施地域交流館         優秀賞
大分
道の駅きよかわ                             特別賞
長崎
おおむら夢ファームシュシュ新鮮館 優勝
長崎
農家直売所大地のめぐみ
長崎
平戸瀬戸市場協同組合      特別賞

場所:東京の中野駅前の中野サンプラザ(中野区中野4-1-1
時間:16日 12:45~18:30
       プレゼンテーション 及び直売人交流会
   17日  9:00~13:00
       プレゼンテーション 及び審査結果発表、公表、表彰式

 (合わせて、直売所資材展2015開催)
表彰:農林水産大臣賞、実行委員長賞ほか6点
入場料:2日間5,000円。 直売人交流会5,000円
主催:直売所甲子園実行委員会/全国直売所研究会
後援:農林水産省
   一般財団・都市農山漁村交流活性化機構
申込み・問合せ先:全国直売所研究会・直売所甲子園事務局 
 住所:東京都中野区中野5-32-4
 ☎ 03-5913-2627 FAX:03-5913-2628
 mail:venet@nifty.com

2015年9月19日土曜日

ジョイフル本田瑞穂店に農産物直売所オープンー畑の匂い不足?

 7月1日に巨大モールのジョイフル本田瑞穂店(都下瑞穂町)に農産物直売所がオープンした。この瑞穂店はフードコートにマクドナルド、ケンタッキー・フライド・チキン、リンガーハット、すき屋、はなまるうどんなど12店を擁し、客席だけで1,000はあるはず?・・・これで集客力の強さも分かる。なにせ、本体のHCやガーデンCに加え、エクステリアC、ペットCに動物病院、食品スーパーまで擁し、イオンなど蹴とばす迫力がある。

    さて、ガーデンCに付帯して出来た直売所「ジョイハーム」はどうか。ガーデンセンターを利用する付近の農家に販売の場を提供し喜んでもらう。消費者にはHC他の買い物もできるワンストップの場を提供する・・・とのコンセプトと思う。今後、関東地域全体に「ジョイファーム」を展開していく先兵とのこと。

    売り場面積は114坪ほどで、最近の直売所からすると中規模。レジ3台。青果は傾斜を持つ平台(これを多段台に直せば、200坪の陳列容積にもなり、売り場面積に不足はない)。いまはレジも常時1台しか稼働しておらず、客数不足は否めない・・・なぜかは、後で触れたい?
 
   
  開店2日めと、9月12日(土)の2度訪ねただけだが・・・モダンさにおいてデパートの1角や紀の国屋のような高級スーパーの感じだ(写真参照)。壁面を埋めた黒塗りの木製3尺棚10台以上に、こだわりのソース、ドレシング、ジャム、オイル、カレー粉、つゆ、乾麺、塩・香辛料等が美しく並び、傾斜の木製台でドレミファームというところのピクルス35種(シロップ2種含む)648円も売られている。直売所でピクルスをこれだけそろえている例は稀だろう。チルドの日配品や菓子も珍しいものばかりである。

    野菜のコーナーではポテトフェアーで、アンデスレッド、ノーザンルビー、ワセシロ、とうやなど、果物ではピオーネ、ロザリオブランコ、シャインマスカットなど、それぞれスーパーでは置いていない珍しい品種が多数売られていた。また当初はオリジナルナPOPが少ないと思っていたが、2度めの訪問時には、手書きのあじのあるPOPも増えていた。

    しかし、肝心の青果物トータルの品揃えは極めて少ない。スペース的に見ても傾斜の平台6尺の構成で、野菜が16台(うち2台は減農薬品)、果物が5台で、品目別のアイテムは1~2品のものがほとんど。直売所の特徴である同一品目内の選択アイテムの多さがまったく見られない。出荷者不足は明らかで、チラシでも「さらに出荷者を求む!」と宣伝しているほど。地元農協も開店時に応援に来ていたはずだが、地元に直売所が2つあり、高齢化や都市化が進み、作り手不足が深刻になっているのではないか。

   開店時だけでなく9月12日も1台しか動いていない。一番の問題はアイテム不足だが、さらに言えることは、生産者や畑の写真、イラスト、パネルがまったくなく、「地産・新鮮・顔が目得る」が演出されていないことだ。ここらは群馬から所沢市にも進出した「食の駅」(当方ブログのアクセス・スピード最高)と大違いである。  

   個性ある高級化路線は、多くの安売りに走る直売所に対するアンチテーゼで妥当性がある。だが、野菜の品揃えが少ないとか、顔の見えない販売では個性も死んでしまう。場合により休耕地を利用し、農家と共同の農業法人を作り、一部を自己生産することも必要なのではないか。すでに似たようなことをしているようでもあり、そうでないようでもあり、このへんがあいまいな気がする。種ほかあらゆる農業資材を売る以上、生産や農業経営で成功し、農業者や消費者にその成果を見せて欲しいものだ。



2015年9月14日月曜日

曼珠沙華(彼岸花)の群生はここにもー西武池袋線「仏子駅」10分!

「それ急げ ササと逃げる 彼岸花」

 今回は「農業・商業」から離れた景観編である。曼珠沙華(彼岸花)と言えば、埼玉では日高市の巾着田が有名である。だが、少々楽して「群生」を見たいと思えば西武池袋線の「仏子駅」から8~10分の入間川の土手でもOKだ。仏子駅の北口に出て、入間川にかかる中橋を目指し、橋のたもとJAの手前を西に折れると、すぐ入間川沿いの遊歩道に出る。
                       
 写真① 案内標示の下にも曼珠沙華が生えそろっている 
 遊歩道の川側の土手400mほどに、8月下旬から9月5日にかけ草刈が行われ、9月7日から曼珠沙華が咲き始めた。アスパラガスのように、ニョキニョキと伸び、2日もすれば40~60cm以上になり真っ赤な花が咲き始める。その生命力に圧倒される。
                     
                  
写真②③ 入間川の土手に無数に咲き誇る

   20本とか40本のコロニーが無数に点在し、その数はすぐ1,000にはなるはず。すると全部の花数は3万本にもなるのではないか。一部土手の南斜面には地元の人が植えた白い花の曼珠沙華もある。9月17日には1,000本になるはず。

  巾着田と違い土手に降りて座り、曼珠沙華と目前で語り合うこともできる。秋分の日の23日に盛が過ぎるはず。このため急ぎブログの番外編として掲載した次第である。
                
 写真➃ 白いものは住民の方が他所から分けてもらったもの(自生ではない)

 大雨のとき、巾着田と同様に球根が上流から流れつき、繁殖し急拡大したようだ。10年前にはなじみのなかった景観が土手一面に展開する。堤の遊歩道の南斜面4mほどには地元リバーサイドの有志10~12人が植えたアジサイほか四季折々の植木や花が咲く。遊歩道は桜並木でもある。9月だけでなく3~11月くらいまではいつ来ても遊歩道からの景観が楽しめる。入間市の景観50選にもなっている。お勧めの手軽な散歩コースである。
              
写真➄ 土手の南斜面には6月にアジサイが一杯!(6月)
            
写真➅ 300mにわたり桜のトンネルになる(3月末~4月初旬?)



2015年8月24日月曜日

スリーエフの青果販売はコンビニの中でも好感度高いはず!

 神奈川のスーパーの雄・富士スーパーが進めるコンビニ「スリーエフ」(関東中心に600店)の店が我が家の近くにもある。ここ1ケ月前から写真の通りの傾斜台(2段)を使い、充実した販売を開始している。 
 
 写真① ショップフロントの外側の販売台
    スリーエフでは、生鮮コンビニの「キュウズマート」(30店)を推進してきて、この陳列、仕入、見切りのノウハフを他のスリーエフに生かしたようで、少なくとも青果の販売では充実し、他のチェーン(生鮮ローソン除く)を超えている。

 この店の場合、冷ケースとその突き出しで以前から10品くらいの青果を扱い、今も続けているが、これと別途に店頭に8尺、店内に4尺の傾斜台を置き、野菜20品、果物5品ほどを置いている。果物では8月上旬には小玉スイカ、グレープフルーツ、キューイ、露地メロン、アボガドなど、若者向きのもの数点に絞っている。野菜はタマネギ、ジャガイモ、ニンジン、ゴボウ、ダイコン、キャベツ、長ネギ、トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、ニンニクなど、基本素材はほぼ揃っている。ミニ・スーパーは1店あるが、スーパーは至近になく、顧客から歓迎されているはず。
写真② ショップフロントの内側の販売台
 
 ①傾斜台のおかげで全品見やすいし、②枠で区切られているため、1品ごとの陳列もしやすい、黒塗りの台で商品が引き立つ・・・の特徴を持つが、④決定的なことは鮮度判定のノウハフが確立され、絶えず新鮮に維持されていることだ。この店の場合、西日の当たるフロントの外に8尺の台を置いている。テントで一部日光を遮断しているが、それでも痛みが起きやすい。にもかかわらず新鮮さを維持しているのは、それなりきに「売る・売らない」の判断をし、見切りや廃棄もしているからだと思う。

2015年7月8日水曜日

市街地直売所「鈴木農園」(所沢)はトマトで勝負!

 西武線の新所沢駅北側踏切から県道・川越所沢線を車で川越方面へ走ること1kmほどか?衣料スーパー「しまむら」のちょっと先に、「トマト・ミニトマト 鈴木農園」の小さな看板が見える。まだまだ市街地の内側である。周りは住宅でトマト畑は見当たらない。仕事で横を毎日走るので気にかかっていた。 

 2週間前の早朝に、看板の横の庭地にやっと飛び込み買い物することになった。駐車は4~5台は楽に可能。作業小屋のようなものの中が販売所だ。若奥さんとおぼしき人が販売していた。採れたての桃太郎トマトやミニトマトの愛子、千果(ちか)が木箱に整然と入れられ客を待っている。直売所というと市場に出せない等外品をうるケースも多いが、ここの桃太郎は粒も色(完熟)も揃ったA級品である。 

「トマトなどは、どのくらい作付しているのか」には20アールほどとのこと。お父さんの代に酪農をしていた土地に、息子さんがユータウンして園芸を始めた様子。息子さんは「規模ではない。儲かる農業を目指す」という。トマトは水耕栽培で、春先にはエダマメ、今はナス、恵比寿カボチャ、夏場になればトウモロコシも併売している。実際には良いものを作り、市場出しも活発に行っている様子。 夏場は安い露地のトマトが出回るので、7、8、9、10月は休市のこともあるので注意。7、8月はナスや小玉スイカを主に販売するとのこと。


















 

駅から直売所までに、コモディーイイダ、西友、コープみらい、ヤオコーと沢山のスーパーがある。やはり「朝採りで新鮮」「完熟でうまい」「顔が見える」といった選択客がスーパーを越えて来る客、ドライブ途中の客が多いのではないか。 

桃太郎は1kgが648円、ミニトマト2種は1kg1,000円である。カボチャ1kg300円、ナス3本150円。桃太郎は弾力性のある果肉で、甘さも充分。水耕栽培でも水を抑えて栽培しているのではないか。果物替わりに2個、3個でも食べられる。ミニトマトの千果は糖度8~10度と甘い。愛子とともに半分に切って彩と栄養豊かな野菜サラダで、3~4回に分け賞味した。

2015年7月1日水曜日

コミュニティカフェひだまり(川越市)は商店街・地域活性化の手本!

   川越市川鶴に「かわつる三芳野団地」(548世帯)というのがある。団地の管理運営が素晴らしい・・・と聞き見学に出向いた。当方も分譲団地の住民で、目下団地の規約改正に従事しているからだ。この時に偶然立ち寄ったのが、団地隣にある「かわつる商店街」(約10店舗?)にある「コミュニティカフェひだまり」である。
    10時20分ほどだったが、店頭で青果物の直売をしていた。1休みしたかたので、店内に入ると「11時オープンなのでまだ無理」と、いったんは断られた。とことが、5メートルも歩かないうちに、別の女性スタッフさんが追っかけてきて、大きな笑顔で「ぜひ寄って行ってください」と引き留められた。ここが素晴らしい。「どこからいらしたの」「何が目的にこられたの」「え、三芳野団地のこと。それなら団地の広報を編集しているのはあの方よ」と、振られた方も「団地事務局を訪ねるなら、事前に電話したほうが良いよ」と、矢継ぎ早に会話の糸口を作ってくれた。まさにコミュニケ―ションカフェである。 

    このカフェは2011年10月から地域の老若男女が結成した「チームひだまり」が運営。商店街の空き店舗を安く借り、地域の交流の場として発足したもの。会員数は2011年72人、2012年が75人、2013年が113人、2014年が117人と拡大してきた。女子71人、男子46人の構成である。 

   チームひだまり会報の「談話室13号」に現在の会長・上蓑礼子さんが、「かわつる商店街のでコミュニティひだまりの目的は商店街の活性化を促すとともに、地域の拠点として子育て世代の応援、高齢者の福祉貢献をはかり、地域住民の絆を強めること」と書いている。そして会員数の増加でも分かるように成功を収めているのが素晴らしい。この41ケ月間(本年4月まで)に、プロの保育士を揃えたキッズコナー併設したカフェで、スタッフが延べ17,755時間の勤労を提供してきた。会員の利用累計も2万人に迫るという。

    活動内容は実に多岐である。まず基本は「地域の集まりの場」としてのカフェの運営で、地域のだれが来ても大歓迎で、会話が弾むようスタフの気遣いは相当なものだ。正確に来店データーを出しているが、2014年度の1日平均は28人である。朝8時過ぎに店の準備スタッフが来て、10時にメニュー担当スタフ出勤し料理開始、10時30分に当番スタフが来て店の清掃・整備、11時前に店長が滑り込む。10時50分に朝採りの新鮮野菜が入荷し店頭販売。11時にいよいよオープン。12時にランチ客がドーと来る。

 
    ランチは日替わりメニューで500円。カレーライス、ハヤシライス、かきたまうどん、お多福そうめん、五目ちらし寿司、ナポリタン等で、その他コーヒー250円、アイスコヒー300円、ミルクココア300円、りんごジュース300円等も準備されている。見ての通り店頭のメニュー表示もセンスがある。 

  こうしたなか、午後からは日を定め囲碁、歌声、講習会などが開催される。紙漉き講習会、声道講習会もあれば「けん玉同好会」なども結成されイベントを実施。外に出てリンゴの木を植えたり、里山支援に加わったりもしている。 

    立派なのは「ひだまり塾」を開き、生活困難家庭の児童の学習支援をしていることだ。カフェ閉店の土曜に実施。小学生クラスは10時~11時30分で、教員OBが教え、中学クラスは19時~11時30分で大学生が講師だ。「基礎学力が身ににつき、自発的に勉強するようになり志望校ランクを上げた」との声も多く、高校生クラスの塾開設も準備している。 

    3・11以来、全国的に叫ばれているのが「地域の絆」である。そして高齢化や地方の過疎化の中で「地方創生」も今年の大きなテーマである。地方創生や地域活性化も県、市町村、特定エリアと下におろし、下からの具体的プランなり行動が伴わないと本物にならない。お役所は想像でプランするのでなく、チームひだまりのような実践例から、ぜひ地域活性化の糸口をつかんで欲しいものだ。 

    チームひだまりは、まだまだ経営収支からすると軌道に乗ってないはず。ボランティア精神だけでなく、主婦の知恵も持ちより、子育て支援、介護支援、惣菜ほか食品の加工販売など、なんらかの収益事業を作りあげることが大切なように思う。それでこそ永続性も確保される。ニーズが強ければ、正当な労働の対価を得ても喜ばれるはず。いっそうの発展を願う1人である。

2015年3月25日水曜日

セブンイレブン母・父の日は花一杯のギフト!花の消費拡大に貢献!

 1.花で頑張るコンビニ-セブンは生産者と一体

 このところ仕事の関係で、某駅前のセブンイレブンで100円コーヒーを飲むのが習慣になっているが、本日目にとまったのが「母の日ギフト5/10sun 父の日ギフト6/21sun」という62ページの無料パンフ。数日前、花卉業界の重鎮と電話で花の消費に触れたばかりで、花をあしらった表紙がやでも気になった次第だ。 

 62ページ中、24ページがブリザーブドフラワー(特殊の液で加工し、生々しい姿が保存できる)を含む花のギフトである。生花については「産地、生産者限定」と謳われ、全国の温室・ハウス栽培者との契約品。日々の販売は難しいが、5月10日とか6月21日と限定した予約配達であればコンビニでも充分対応できる。 

今後、イベントに合わせた花き販売が活発になれば、花離れの進む(後記)にヤング層の消費拡大に大いにこうけしてくれる。最近はヤマザキデイリーを含む多くのコンビニでも切り花、鉢花が売られている。「生産者はコンビニを狙え」という時代が来ているように思う。
<写真-パンフの表紙> 

このパンフにはカーネーションを中心に、プリンセチア、胡蝶蘭、バラ、アジサイ、ガーデンローズ、ラベンダー、ベコニア、クレマチス、カラーなどが写真入りで紹介されてい。る価格は3,000~5,000円程度。ランとなると10,000円のものもある。 

ブリザーブドフラワーではバラが中心だが、時にユリもある。価格は4,500円から30,000~50,000円のものがあるが、色彩も鮮やかで多種だし、日保ちも長く、「素晴らしい」の一語につきる。 

店員に申込むか、インターネットによる申込み。母の日の場合は5月7日(木)から5月10日(日)までのお届け。父の日は6月18日(木)~6月13日(土)までのお届け。一般のギフトは申込み後7日前後である。 
<写真-カーネーションや欄のページ> 

2.花の消費は世代交代で激減―対策急を告げる

 花卉の産出額は古い統計だが平成17年に4,710億円、最終購入者額で9,412億円だ。産業とすれば野菜の1/4強である。だが切り花の需要金額は平成12年以降年々微減している。これは鉢物、花壇用苗、球根類にも言える。 

 問題は年齢で消費が大違いであること。これまた平成16年の古い統計になるが、月平均購入額が605円に対し、30才未満は112円、30~39才が110円。一方60~69才が988円、70才以上が1,120円。つまり、39才以下の若い世代は平均の1/5、70代の1/10と低くいことだ。このまま世代交代が進めば消費が1/5に縮小しかねない。 

 若い世代の需要を喚起するのに、セブンイレブンほかのコンビニの役割は大いに意味がある。ぜひ「デートには花束を」「快眠に花を」と常時、花の販促をして欲しいものだ。