2010年5月23日日曜日

「しょいかーご」は農産物直売所の規模日本一


  最近、平成17年12月開店の千葉市若葉区にあるJA千葉みらいの「しょいかーご」(背負い篭の意味)を見に行った。車で日曜となると混むので3時間・・・大変なんですよ。実測によれば25.5×13.5間で売り場は344坪ほどある。その大きさに目を見張る。

 軒下の花や園芸品のコーナーまで加えれば450坪(当初181坪だったが拡張)はある。これは標準型食品スーパーと同等の規模・・・店舗の実測は3,000店でやってきたので間違いない。駐車場も200台と広い。
 PM3時だというのに、品物も多くお客さんもワンサと来ていた。普通は午後3時ともなると売り場に商品がほとんどない。某農産物販売所の店長さんが、たまたま「しょいかーご」を良く知っていて、「あそこの店長はJA職員全員から募集。出荷する者も直売所に熱心な熟・高齢者をわざわざ選んだようだ。年商は13億円ほど」と教えてくれた。レジ9台だから、13億円でも矛盾はない。
 
やる気まんまんの店長を配置し、出荷生産者の数も659人と多く、これまたやる気のある高齢層(年金もあり心に余裕)が中心となれば品揃えが豊富で当然かもしれない。
 
 POPも手書きのもの、パソコンのものとにぎやかで、こだわりを一生懸命伝えようと努力している。壁には「食品の保存法」「栄養の年齢別必要摂取量」のパネルも展示されていた。好感が持てる。
 
  職員のなかには食育ソムリエも6人おり、各種イベントで活躍しており、繁盛を支えている様子。ちなみに休日は毎月第2水曜。営業時間は夏場午前9~午後7時と長く、兼業主婦でも利用できる点でも、他店にない魅力がある。遠くまで見に来た価値が充分あった。

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