2024年11月25日月曜日

団地やマンションのベランダー日光浴に最適の場

 

 

写真① ベランダの丸椅子と足を載せる外壁               












写真⓶ 11月だと2mも太陽が室内に差し込む

    この太陽光を利用しない手はない。手前

    枕。上はひざ掛け。


 高層の団地やマンションにお住まいの方も多いと思う。高層住宅ではどの棟も太陽が当たるよう、東南、南、南西向きに建てられているのが普通。私の場合は午後1時の方向を向いた建物の下層階だ。幸い建物前が広場状で、太陽に近い側に建物があるが、それらの北側の窓はたいがい閉ざされ、仮に開けて望遠鏡で覗かれたとしても、細かい動作までは分からないはず。 

 こうした条件のなか、白い壁と手すり、ネズミ色の床に囲まれた幅90cmほどのベランダで、このところ天気の良い日は丸椅子を置き座り、足をベランダの外壁(80cmほど)に乗せ、日光浴を満喫している。晩秋以降になれば部屋の中にも200cmほど陽がさしこみ、敷物を敷き上半身裸で日光浴することもある。実際に味わってみると、無風状態で太陽がさんさん・・・とう日も多く、実に快適だ。上半身裸であればビタミンも作られ、健康上の効果も高いと信じている。 

 上半身裸は全員にはお勧めできないが、せっかく高層の南面に住み、洗濯干し場のみにベランダを使っている人に申し上げたい・・・ベランダは狭い中庭である。ぜひとも鉢花などを育てる場だけでなく、開放感や健康に寄与する日光浴の場にも十分利用してほしいものだ。

   

ビタミンⅮの形成

   厚生労働省の調査によると、食品からとるビタミンDの必要量の目安は5.5µg程度。それに対して、1日に必要なビタミンDの量は15µg以上とされている。足りない10µgのビタミンDは、太陽光線を浴びて体内で生成する必要がある。

 紫外線の量は季節や場所、時間帯によって変動し、皮膚のタイプによっても変わるが、1日に必要な日光照射時間は、夏であれば15〜30分程度だ。

 ビタミンⅮの効用 (健康長寿ネットより)

 ヒトを含む哺乳動物では、ビタミンD2とビタミンD3はほぼ同等の生理的な効力をもっています。ビタミンDは肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変わり、主に体内の機能性たんぱく質の働きを活性化させることで、さまざまな作用を及ぼします。ビタミンDの生理作用の主なものに、正常な骨格と歯の発育促進が挙げられます。また、小腸でのカルシウムとリンの腸管吸収を促進させ、血中カルシウム濃度を一定に調節することで、神経伝達や筋肉の収縮などを正常に行う働きがあります。

2024年11月14日木曜日

有機農業技術の集大成 農文協刊の大辞典

 

 戦後、長らく有機農業をけん引してきた農文協が、その集大成として「みんなの有機農業技

術大辞典」第1巻(共通技術編)と第2巻「作物別編」を完成、発売した。合わせて2,20

0ページに及ぶもので、2巻で定価44,000円である(2巻合わせ売り。単巻だめ)。

 1巻:共通技術編 ①有機農業とは何か ②有機農業と炭素蓄積 ③有機農業の共通技術 ④農家の有機資材 ⑤無農薬・減農薬の技術 ⑥話題の有機栽培 付録

 2巻:作物別編 ①水稲 ②畑作・転作作物 ③野菜・花 ④果樹 ⑤茶 ⑥畜産 検索 

出版の目的は  

 有機農業に取り組む農家の経営体は、現在全国に約6万9000戸あるが、その63%は65才以上。うち7割は後継者がいない。このため先駆者の知識や技術が失われてしまう。一方で今、新規就農者の20%が有機農業に取り組んでおり、技術の伝承はいそぐべき課題だが、それなら農文協が得意分野である。

本書は、農水省が作成した「みどりの食料システム戦略カタログ」にも対応している。カタログ紹介されているさまざまな技術や研究を、より詳細に解説する内容。そして、例えば「RNA農業」や「ゲノム編集」などは掲載していない。すべての研究を載せるのではなく、「農家が本当に現場で使えるか」という視点で厳選している。

本書は「共通編」「作物別編」各1100~1200ページの2巻セット。その核をなすのが全国の農家事例、農文協の機関雑誌「現代農業」に登場する農家たちから、試行錯誤して磨きあげた農業技術を、改めて紹介してもらっています。

有機農業にはさまざまな農法や流儀がある。耕すか耕さないか、動物性堆肥を使うか使わないか、JASで認められた農薬を使うか否か・・・本書では、これらの違いを乗り越えたいと思ている。(一部省略)


 

 

 

 

農産物直売所の珍しい品揃えー埼玉県日高中央例

 

写真①上 木の古株を加工した置物や骨董
 日高市中央農産物販売所の紹介は3回目になるが、秩父市に通じる299号に面し、観光客を広域に引ける優位な立地だ。ために事実、売り場面積474平方メートル、駐車場約100台で、レジ5台という繁盛店である。顧客が多いこともあるが、「こんなものが」と思える他所の直売所で見たこともない珍しい品が多数ある。

 例えば・・・イネわら1袋500円(以下総て税込み)、イネもみ殻1袋500円、堆肥1袋225円、竹炭5リトル550円。このほか最初の写真のように、林に放棄された木の根(あるいは河川の流木)を加工したような置物、骨とう品とも言える火鉢などまで、かなりな量を置いている。盆栽も別途ビニールハウスも設けるほどシャボテンまで含め沢山扱い、青松12,000円、真柏13,000円という品もある。農村と都市とが接近し、消費も共通してきており、農家の皆さんが「これがあれば役立つ」「これはうるおいになる」と思ったものを販売して、成功しているように思う。







写真⓶ 松や柏、シャボテン他の盆栽

         

写真③上 野菜苗を保護するための敷き藁          写真④下 消臭の竹炭










写真⑤
 家庭菜園向きの堆肥やもみ殻も                         
写真⑥ 家庭菜園用の堆肥

 花は店舗内の33㎡ほどに、金属製の花桶を100ほども置き、ゆうに50種を超える様々な切り花が用意され、極めて選択性が広い。花栽培農家も多いようだ。店頭では16㎡ほどにパンジー、ビオラ各120円ほかの絞られた鉢花が並んいる。そのわきには、持ち帰りやすいようにポリ袋にいれた野菜苗も写真のとおり置いている。


  




写真⑦ 野菜苗


     

写真⑧ 切り花コーナー






写真⑨下 鉢花コーナー




2024年10月19日土曜日

令和の米騒動は実際に起きたー農水省は何をした!

 

 妻を介護中で、私も食が細く、コメは朝2合も焚けばすんでしまい、買い物の中心では無く、「なくなったので買おう」と馴染のスーパーのコーナーへ。8月のことだが、スーパーの棚に普通米は皆無。やむなく1kgのもち米の袋を買い、すこし水を減らし粘りを減らすことにし1ケ月以上しのいだ。10月中旬に同じスーパーの棚は80%だったり100%だったりで、コメ不足が完全解消していなかかった。全国の世帯に2ケ月にもわったって不足をおこした状況を、「騒動」と言って言いすぎだろうか? 

 もち米の朝~夕食を食べるなどは、過去に一回も経験がない。①令和5年がやや不作だった、②インバウンドで外国人が米を沢山たべた、③東海大地震の予測が出て買いだめに走る地方があった、④令和も猛暑で不作が懸念された・・・と様々な要因がある。 

ここで登場してきたのが「政府・備蓄米」の放出問題だ。備蓄米という字はネット上では多数でてくる。生産者、農協、卸売り業者こぞって、ここぞとばかり「家庭内の備蓄にうちの米を」と宣伝するからだ。 

 問題のあるのは「政府備蓄米」だ。1993年に起きた「平成の米騒動」(記録的な冷夏により米の供給が不足した)が起き、政府は1995年に凶作時の米不足が起きないように、常時100万トンほどを目標にした備蓄を開始。この数字は10年に1度の凶作や不作が2年続いても耐えられる数字である。毎年20万トンほど買い入れはじめた。そして保管期間の5年を過ぎたものは、飲食用の米の流通に影響が出ないよう、「飼料米」や学校給食用などに放出する。 なお備蓄米は、多収穫でコストのやすくあがる飼料米だが、多収のため味が少し落ちる程度と言われる。

今回、この政府備蓄米はまったく活用されず、坂本哲夫農林水産大臣は、「今年の作況悪くない。新米出回る9月中には米不足は解消する」として8月27日に。卸売業者に「小売業に充分米が渡るよう」にと要請したにとどまるのだ。飲食用の米の流通は自然の需給関係に任せ、政府が関与すべきでない・・・との考えもあったようだが、問題は政府の備蓄米制度が極端にお役所しごとに成り下がっていることだ。備蓄米の放出については、「食料・農業・農村政策審議会食糧部会」において、放出の必要性に関し、作柄、在庫量、市場の状況、消費動向、価格及び物価動向等について総合的な観点から議論を行い、これを踏まえて、農林水産大臣が備蓄米の放出等を決定する」となっており、臨機応変に対応する仕組みになっていない。 

今後も不作だけでなく地震、津波、大規模洪水など全国的、地方的な急激なコメの過不足は起きる。緊急時には地方的にも放出が短期に可能にする法律に換えるべきである。そうすれば、「緊急会議が開かれる」というだけでパニックは事前に収まりもする。


2024年8月15日木曜日

マンション大規模修繕ー24年間の価格ダウン幅9%例

  








どこのマンションも、おそらく大規模修繕積立金を値上げするか否かで、頭を抱えているはず。確かに積立金の増額は、そこで生活する限り負担増。だが、耐震建築で作られた高層のばあい80年住宅、100年住宅とも言われ、水漏れの無いよう防水につとめ、新規塗装もし、水道や下水の漏れも防ぎ、かつモダンな、あるいは斬新な色の外装をすると、資産価値が高まり、「びっくりする値で売ること」もおきている。600~1,000万円の入間市周辺の売りマンション物件は、立派な退職金をもらう人にとれば、「戸締りが簡単で安全度が高く、老後の2人住まい等にもってこい」となる。ために、人気が出ているようだ。たとえば24年も前に買ったのに、値下がり幅は「わずか9%なのである」・・・信じられない話が次々起きている。いま築43年で80年住宅とすれば、まだ37年も住めるので、子供世代も住み続けられる・・・これも大規模修繕が継続し行われてきたからである。

下記は最近インターネット上に掲載された大規模修繕の記事そのもので、私の自身の原稿ではない。貴重なデーターなので。是非参考にして欲しい。

マンションの大規模修繕工事などのために、区分所有者らが負担する修繕積立金について、長期修繕計画で必要と定めた積立額に対し、実際の額が「不足している」と答えた管理組合が計36・6%に上ったことが、国土交通省の調査で分かった。新築分譲時に低く設定した積立金を、計画通り増額できていないことが背景にあるとみられる。(斉藤正志)

 修繕積立金が不足したままでは、12~15年程度の周期で行う大規模修繕工事が計画通りにできず、大幅な値上げが必要になる可能性がある。

 国交省が5年に1回、実施する「マンション総合調査」は、2023年10月~24年1月に全国約4300の管理組合を対象とした。

 長期修繕計画に対する実際の積立額との差は、20%超の不足が計11・7%となり、80%超は計5・0%に上った。10%超~20%が3・7%、5%超~10%が2・9%、5%以下が18・3%だった。

 計画的な増額が難しい理由の一つには、その積み立て方式がある。

 同調査によると、47・1%の管理組合が新築分譲当初は修繕積立金を低く抑え、段階的に値上げする「段階増額積み立て方式」を採用していた。将来の修繕に必要な額を見据え、均等に案分して負担する「均等積み立て方式」は40・5%だった。

 国交省は、安定的な積み立てのためには、均等積み立て方式が望ましいとするが、現状は段階増額積み立て方式を採用する管理組合が多い。マンションの開発業者が買い手側の負担を軽く見せるため、分譲当初から同方式を設定しているケースがあるとみられる。

 同方式を用いる管理組合の59・4%は「計画通りの額まで増額できた」と答えた。一方で、26・4%は「引き上げはできたが計画通りの額までは増額できなかった」、7・8%は「増額を検討したことも実施もしたこともない」、3・6%は「増額したかったができなかった」とした。

 修繕積立金の引き上げは、管理組合の総会で過半数の賛成を得る必要がある。合意形成がうまくいかず、長期修繕計画で見積もった通りに増額できないケースがある。

 一方、修繕工事費は高騰している。22年2月からのウクライナ戦争に端を発した円安により、輸入に頼っていた資材価格が上がっている上、24年4月からの建設業の残業規制で人件費が高くなっているためだ。

 国交省によると、22年末時点のマンションの総戸数は約694万3千戸。うち築40年以上は約125万7千戸で、42年末には3・5倍の約445万戸まで増えるとしている。

 マンションの老朽化が社会問題化しつつあるが、同調査では、老朽化対策について「議論したことがない」と答えた管理組合が66・1%に上り、「ある」は25・8%にとどまった。


2024年7月11日木曜日

「仏子」という地名の由来ー超レア全国2ケ所のみ

 私の住む入間市「仏子」と言う地名は、他に徳島に1件あるのみ。全国に2件しかない超レアな地名です。「仏子地区の再発見」の巻頭の写真を見ていただければ、レアな要素がたにもいくつかあり、ぜひ一度きてくださいね。jkondou@biscuit.ocn.ne.jp に連絡いただければ、暇なときは一部ご案内いたします(ただし2時限3.000円。人数制限なし)。私が「宮沢賢治のイギリス海岸」と呼んでる入間川の美しい川岸もあり、ここでは古代象の足跡も発掘されました。下手には蛇噴石という石(穴ジャコの巣に鉄分沈積)も沢山隠されています。

丘陵が涅槃像に似ていませんか?


 仏子はズバリ言えば、仏につかえる子であり、信心することで来世に仏になれるということと理解している。仏子の加治丘陵の北側地区には、高正寺、円照寺、長徳寺、南側の山麓には東から西に東光寺、龍園寺、豊泉寺、光円寺、高養寺などがあり、これを上回る神社もある。歴史的に宗教心、信仰心の強いエリアを感じさせ、「仏子」の名に恥じない地域のように思う。

この姿と地名の由来は密接不可分である。詳しくは後に譲るが、地名の由来としては①仏子と呼ばれる地形に位置する、②高名な僧がいた、③高名な武士がいた・・・から、などいくつかの説がある。

3つの説のなかでは、高名な僧・武士は特に見当たらないから①を押す説が強い。だがこの説も、本末転倒のきらいがあるように思う。「仏子」は丘陵地の高台と平地の結節点を表すとされ、「星」「藤」「縁」「武士」「崖=ハケ」などの付く地名と似た意味を持つとされる。ではどんな地形かといえば、太古の洪水や大雨で、川の下流に土砂、礫(レキ)、岩など押し流され、堆積してできた丘陵地と平地の接点の地形という。

    加治丘陵、狭山丘陵ともに、このように多摩川などの洪水で形成されたモコモコとした台地だ。その端はその後の川の流れで洗われ、時に何段もの段丘を形成する。丘陵ー段丘ー段丘の間は切り立った崖状になり、これをハケと呼び、その下部に泉が沸いている場合も多い(その一つが仏子地区の野田にある「矢田の泉」)。
写真① 釈迦の涅槃像
写真② ヤオコー屋上から眺めた加治丘陵。上=西流れの像 涅槃像をイメージできる箇所は2つある。

写真③ 下=東流れの像(リバーサイドの駐車場より)

こうした丘陵地と平坦地の結節点が「仏子と呼ばれる地形」とされる。なぜ「仏子」と呼んだのか不明だ。どこにも説明が出てこない。当方の推定では「釈迦の涅槃像」と関係あるように思えてならない。写真のように涅槃像は頭、肩、胴、腰と凹凸があり、足先にかけ丘陵のはずれのように低くなる。まさに加治丘陵はこれに似た凹凸がある。遠くから一度眺め直してほしい。そして、像の周囲はストンと落ち込むが、加地丘陵の側面も切り立った崖ばかりで、なだらかなスロープは1つもない。その裾に沿い仏子側にも南の金子側にも人家が古くから張り付き、弟子たちが釈迦の入滅を悲しみ取り囲むかのようである。

   この「仏子名の由来説」は、あくまで個人的な見解である。それにしてもネット検索し、仏子の地名は皆無に近く(1ケ所のみ出てきたのは徳島県三好市山城町仏子。ネットで県別に仏子の名を置き検索しても出てこない)、貴重な地名に間違いない。

と同時に地形由来の仏子が全国に1つしかないとすれば、この一帯の地形がたまたま涅槃像とこれを囲む弟子たちの姿と似ているので古くから仏子と呼んだ。明治以降に地層・地形学が発達し、特徴ある地形がたまたま仏子に位置するので「仏子型の地形」とした・・・と推定でき、先に「仏子と呼ばれる地形」があり、ために仏子の名がついたというのは間違いだと思う。何百年も前に地形学、地層学的な名称など確立するはずがないからだ。

仏子という名が全国に少ないのも、仏子層に近い地形・地層があったとしても、そこには従来からの地名があるからだと思う。

追記・・・「アイヌ語だ」と決めつける方にも2人出会ったが、ネット上の2つのアイヌ語辞典を検索してみると、最初の文字がブはもちろんバビブベボで始まる単語は皆無(パピプペポは逆に多い)。英語のアイヌ語辞典でも頭がBやVで始まる単語はゼロである。以上からすると、アイヌ語説の可能性はかぎりなくゼロに近い。

<お礼>本欄については、誰かがfacebookで紹介してくれたのだと思う。平成28年12月11日~12日には各150ほどのアクセスがあり非常に喜んでいる。

世界一の涅槃像は福岡・篠栗町に!

仏子研究からすると枝葉に属する話になるが、世界一の涅槃像が福岡県篠栗町の南蔵院という寺にある。全長41m、高さ11mという巨像である。偶然だが大学の友人が地元に住み、九州旅行の際に泊めてもらい、この際涅槃像を実際に見た。先の写真と違い頭をもっと持ち上げている。全体がブロンズ製で青銅色である。


徳島県三好市の仏子は仏師から変化!

三好市山城町の仏子(ぶっしーと読む)については、実際に三好市に地名の由来に関係する資料を送っていただいた。残念ながら「地形由来の地名」ではないようだ。市の地名に関する資料には「仏像などを作る仏師・友信が来て住み、仏師という名で呼ばれたものが、のちに仏子と改まった」という短い記述がある、
付近は山岳地帯で596m、1020m、980m、926mなどの山に囲まれ、かなり山間部といえる地形である。したがって小字の仏子地区の世帯数は21、人口は33人と少ない過疎地だ。付近を吉野川の支流が流れているが、平地に山の土砂が流れ台地を形成しているとは思えない。したがって涅槃像に似た台地ではないようだ(地元の地図も送っていただいた)。 別のブログに「入間市と徳島県三好市の市対応の違い」を掲載してある。是非こちらも読んで欲しい。入間市の1/5の人口しかないのに、三好市は入間市の数倍もやる気のある市ということが分かる。

阿蘇山は涅槃仏!

   熊本県の阿蘇山は遠くから見ると涅槃仏の形に見えるそうで、山自体を涅槃仏として崇めているようである。このことからも加治丘陵とこれを取り巻く集落の姿から「仏子」という地名が生まれたとしても不自然ではない。

写真の根子岳が顔、高岳が胸、中岳が腹、烏帽子岳と杵島岳が膝

2023年11月7日(火) 仏子の歴史を追う

 西武わが街研究会の調査資料によれば・・・正保田園簿(正保は西暦1644~1647年)によれば、仏子村は高麗郡加治領に属し、水田23石、畑63石で、当時代官支配地であったとある。宝永3年(1706年)に、旗本・鈴木氏の知行地に。宝永1年(1704年)、武蔵野国高麗比企西郡は550石。このうち90石弱が仏子村の知行地であった。遡る寛文8年(1667年)の検知では、53町2反歩余であった。そのうち屋敷が2町2反歩余。

 仏子村は近世当初より、様々な農家的な商品生産物をつくり、カキの木等の育成に努力。「甲州丸」「霜丸」を売り出した。特に養蚕や機械織りに力を入れ、木綿織の反物が稼ぎとして盛んにおこなわれた。  

西暦1644年と言えば、今から357年前である。仏子の名は、もっと前からあったはずで、こんな時代に地質・地層学があるはずがなく、「仏子層があったから仏子の名がついた」ということはあり得ない。むしろ仏子という地区に、特殊な地層があり、これを「仏子層」と名付けたのが本当だろう。

仏子の名に、多くの人が興味を持ってくださり有難うございます。2023年12月8日現在, 「仏子の再発見」のブログではアクセス6,613で、当ブログの2位です。

top画像
解説

2024年7月5日金曜日

セルフ・レジ大幅導入・・・ヤオコー新戦略は使いやすい

 



                  番号表示の看板の内側・・・約33平方メートルがセルフ・レジ

 人手不足も極限にきているなか、ヤオコーでは7月に入って一斉にセルフ・レジを採用し

ている様子。狭山店は12台、仏子店は10台がセルフ・レジ。仏子店では従来の職員がつ

いたレジが5台あり、15台体制だから清算の迅速化は大幅アップしているはず。 

 私もメカに弱い方で、TSUTAYAのセルフ・レジにはてこずり、2度の清算に店員のアドバイスを求めた。ヤオコーではすでに4回セルフ・レジを通過したが、1回も店員のサポートは不要であった。いずれにしても、清算までの手順が大きい明るい画面に表示され、質問しなくても清算まで楽にたどり着ける。ただ店員と違い、商品のバーコードの位置を記憶できないので、バーコード探しに時間がチトかかることも。 

 店側のメリットは省力だが、客にとってのメリットも多々ある。

1.並ぶことがほとんどない。今日は金曜のためもあってコーナーの入口で3人並んでいたが、セルフ・レジは10台あり、直ぐ空ができる。

 2.前の人の清算が進むのを端で見ていれば、必ずイライラする。このイライラがないだけ、買い物の気が晴れる。

 3.自分で総てスキャンするのだから、間違いがないという安心感がある。

 4.ポイントにしても、普通レジのほうはカードを読み取り部分にかざしても、反応が悪く、登録されたのか聞くことがあった。今度は商品のバーコードの読み取り部にかざせばよく、読み取ったことが明確に伝わる。

 5.籠に移し替えるようにして清算を終えるが、買い物袋に入れ換える場所は、裏側に準備されおり、あせらず総てユックリ振る舞えばよく、追い立てられる感じがまったくない。

 いずれにせよ、「顧客の満足度がアップするセルフ・レジ」と言えそうだ。

 

2024年2月11日日曜日

アネモネはチューリップ並みの豪華美人花


 1月末ともなると、花の種類も急速にふえはじめるが、アネモネは他の花を圧倒するこの期一の美人花と思う。私はスーパーの店頭の花売場で見かけ、即座にとりこになってしまった。9株買い(1株198円)夕方植え、水をやっておいたら、1月末と言うのに翌日は度の花もピンとして立派な状態・・・寒さにも強いようだ。 

地中海沿岸に広く分布する多年草で、100種もの品種があるとされ、日本にも10種ほど入ってきている・・・赤、白、青、ピンク、オレンジ、黄色、紫、黒など。チューリップやパンジー同様に色が強烈だけでなく、円形の花びらに気品があり、その美しさ歯、群を抜いている。

 花言葉は赤が「君を愛す」、白が「期待」「真実」「希望」、青が「堅い誓い」、ピンクが「待ち望む」、黒が「あなたを信じて待つ」・・・若い方に深く関係する言葉。オレンジや黄色、黄色、紫にはまだ花言葉は無いそうだ。

 

 1月末ともなると、花の種類も急速にふえはじめるが、アネモネは他の花を圧倒するこの期一の美人花と思う。私はスーパーの店頭の花売場で見かけ、即座にとりこになってしまった。9株買い(1株198円)夕方植え、水をやっておいたら、1月末と言うのに翌日は度の花もピンとして立派な状態・・・寒さにも強いようだ。 

地中海沿岸に広く分布する多年草で、100種もの品種があるとされ、日本にも10種ほど入ってきている・・・赤、白、青、ピンク、オレンジ、黄色、紫、黒など。チューリップやパンジー同様に色が強烈だけでなく、円形の花びらに気品があり、その美しさ歯、群を抜いている。 

 花言葉は赤が「君を愛す」、白が「期待」「真実」「希望」、青が「堅い誓い」、ピンクが「待ち望む」、黒が「あなたを信じて待つ」・・・若い方に深く関係する言葉。オレンジや黄色、黄色、紫にはまだ花言葉は無いそうだ。

  2月10日  植付け後1週間以上たった今、花弁の大きさはチューリップ並みになり、豪華さに拍車がかかった感じ。花の枝梗が長く、風で吹き倒されることも多いようで、時に細い鉄線の支柱を立てて結わえ、折れを防ぐ必要がある。

  2月21日 どの株も1代目の花は散り、2代目に入れ替わっている。成長が旺盛な花のようだ。    

   3月16日 アネモネの近くにカンパニュラの苗4株を植えた。こちらは純白のドレスの花嫁多数が集まった感じ。純情美人花ともいえる。ただし雨が当たると釣鐘状の花弁がやや薄汚れた感じになるのが欠点だ。

3月29日 良く調べると、アネモネは1株1花の苗を植えたが最終的には根本から次々新たな茎を出し、平均約4つの花をつけ、チューリップと異なり1ケ月以上も花を楽しませてくれそうだ。「美人長命」なのである。なお同じ花壇内のチューリップは赤と黄色の丈が低いもの(10cm)がすでに二輪咲き、他に12ケほど尖った花芽を出している。アネモネと競共艶してくれそうだ。

4月10日 アネモネとチューリップの競艶もほぼ終わりを迎えた。アネモネは2ケ月花が持ったが、チューリップは咲いてる期間は1ケ月で終わり。しかし、花弁の大きさはやはりチューリップが勝り1.5~2倍にも見えた。初めてアネモネの球根保存をしてみたいと思っているが楽しみだ。

4月27日  チューリップも総て咲き終えたのに、アネモネ2輪だまだ咲いている。生命力の強い花だ。