2021年4月16日金曜日

チューリップは可麗だが短命!栽培のこつ。

 

 今年のチューリップは3月20日頃、ソメイヨシノとともに早くに咲き、4月10日でほぼ開き終えた。仏子に越してきてすでに19年だが、昨年春に初めて「彩の森入間公園」に行き、チューリップを見るなら彩の森公園ということを知った。県営公園だが1万本のチューリップが市民の協力も得て植えられ、その集団艶舞や街路樹下の寄せ植えが見事だ。 










 



  







   マイ団地でも、10人ほどに球根を配り、11月から12月上旬にかけ球根を植え、3月中旬ころに色づいた蕾が出、桜の開花と同じ3月下旬から咲き始め、4月中旬までに250株がほぼ咲き終えた。サクラ同様にチューリップもまた花の命はせいぜい20日ほどと短いのが残念である。

 1昨年、昨年と1球当たり45円?のバラ売りの球根を購入(これまでは20球入りのミックス・セット)。今年の場合、①充実した球根に加え、②腐葉土などの施肥、②春先の温暖な気候、③適度の雨…のおかげで赤、ピンク、オレンジに黄色の縞、黄色、白色の大きな花が咲いた。チューリップの場合、やはり花が大きいほど可憐で、小さな花多数よりもはるかに華やかである。



 ところで、今年の花から秋に植える球根を取る場合は、それなりの注意が必要だ。花弁が1枚でも下向きになったら、花のすぐ下から摘みとり、養分が花に奪われないようにする。そして葉が黄色く枯れるまで1ケ月ほど置く。栄養分を新規の球根に流し込むためだ。1け月ほどして掘り上げ、浅い段ボール箱に入れ、風通しの良いところ影干しする。その後、薄く小さい鱗片状の球根を取り除き(来年咲かない)、同じ段ボール箱に入れ、タンスの上など湿度のないところに置いて置けば十分。収穫時に消毒をしたこともないし、かつ水洗いもしない。 

購入、自家採取の別なく、球根の植付けは紅葉の時期だが、入間では12月中旬を過ぎてもOKであった。冬の低温に充分会えば花が咲くのだそうだ。15センチほどの深さに掘り、腐葉土等を混ぜ込み、深さ10センチ=球根3ケ分の深さに球根を植える。葉の向きをそろえるためには、球根のふくらみとへこみを考え一定に並べる。

  また、「10センチおきなど等間隔に並べる」と書かれているが、100株、200株と植える場合は別として、20球程の場合は4球×5つの群・・・と言ったように、寄せ植え的に集中と分散を考えたほうが競艶感が出て迫力がある。私の場合、4×4群植えをしたのだが、その場所が不明確なまま、ビオラを囲み白妙菊などを植えた。これを囲むようにチューリップ10株以上が咲き誇り、デラックスな寄せ植えになった。(写真3)

 

 

2021年4月5日月曜日

シラヌイの「デコポン」が美味しくなった!

  シラヌイ(品種登録名・農水省)とデコポン(商標登録名・特許庁)は実は同じ品種なのです。ただし、デコポンは熊本県の農協が一定の基準を満たしたもののみに与えた登録商標名のです。今年のデコポンをおいしく頂きました。見た目がキレイでうまく、世界一のデザート果物と言えます。 


2月までの早出し物は特有の味が出ていない感じでしたが、3月末からは、最適のお天気の具合で甘酸相まって晩柑特有の味が出ました。この味は世界的にも類を見ないものと言えます。 

 年末から3月初めまでの早出し物は比較的に好天に恵まれましたが、中晩柑の味は出ていなくて価格的にも残念なものでした。他方、見た目は早出し物は良かったのですが、 4月からの露地ものの肌とサイズは50点以下で価格的にも食味相当とはなっていなくて極めて残念なことと言えます。 

内外共に食欲を促す品質が望まれますので、技術の向上を望みます。それで国内外の需要拡大が望まれます。水害地のアシキタ地方の復興産物としても最適地ですから関係者のご努力が期待されます。 なお、これからはハウスミカンが出ますのでなるべく高値のものを味わいましょう。 

投稿者;東山春紀(熊本市 84歳 無職 080 1784 4647番)