2019年12月3日火曜日

市街地型の直売所―あぐれしゅふじみ野

 東武東上線の沿線は、中・新興住宅地として著しく側4発展を見た地域である。私がよく通過する上福岡、ふじみ野、鶴瀬などの駅周辺はも多く、人口が急増してきたエリア「開かずの踏切」も多いくらいで、東上線の西側1.5kmは人口密集の市街地である。イオン、ヨーカドー、ベルク、ヤオコーなどを核ににしたショッピングセンターやスーパーも多い立地である。
写真①-右側(見えないが)にJA事務所もある一体型店舗
 JAいるま野の「あぐれしゅふじみ野店」はふじみ野駅南西400mほどに位置し(埼玉県ふじみ野市うれし野2-4-1)、めずらしく市街地型の農産物販売書である。売り場面積は約330平方メートル(百坪)、レジ3台、駐車場71台。180×90cm幅の平台29本ほど。午前中に訪問したが、写真の通りキャベツ、ハクサイ、ネギ、コマツナ、ニンジン、サトイモなど地場野菜が山をなしている。
         
写真⓶-入口から店奥を望む
個性としてはこの新鮮な地場野菜の豊富さ、地場のパンジーや葉ボタンと絞った花の大量販売(店外)、地酒の販売、惣菜コーナーでのポテト・コロッケの販売、コメ6種の玄米→精米販売などを挙げることができる。精肉や鮮魚はまったくないが、スーパーが多数存在さうるので、「個性をどう出すか」が問われ、それなりの努力を感じる。

写真③-青果の平台コーナー
屋外の花の販売は150×120cmほどのパレットが29台も置かれ、このうち7割り近いパレットでパンジーと葉ボタンがならんでおり、この2品のはなについては地域1番点ではないか。価格も1株81円とどこよりも安い。別途、店内には180cm×3台分の切り花もある。

写真④-店外の鉢花売り場
お酒については埼玉産の地酒が90cm1本のゴンドラと180cm幅の平台1本で売られている。

サトイモコロッケ他のパン・惣菜コーナーは、約11㎡の半分」か壊れたコーナーがあり、付帯の作業場場がある。これも個性を演出するのに持ってこいであるが、まだ10時ごろだと十分な品ぞろえができていないのが残念であった。
        
写真⑤-サトイモコロッケなどの総菜売り場 
 すでにサンドイッチもあるが、地場産野菜の天ぷら、煮物の充実、うまいコメを使ったお結び、弁当などの開発に力を入れ、市街地の勤労客を呼び込む工夫も望まれるのでは。

写真⑥ 野菜類のPOPは、どこよりも細かい説明。
                 
写真⑦ 有名な三芳町を含む
「三富地区」の森のヒノキを使った表札板も販売ー個性のある商品で好感が持てる。
まな板もあるが、ヒノキは抗菌作用も持ち、価値ある品。