2013年4月22日月曜日

農産物直売所よ・・・コンビニに学べ!

下記は「読売新聞」4月22日の社説記事である・・・

  セブン-イレブン・ジャパン、ローソン、ファミリーマートの大手3社は2013年2月にそろって売上げ高を伸ばし、最高の営業利益をあげた。
  1974年に都内に初登場いたコンビニは現在、全国約5万店に達する。業界全体の売上高は9兆円を超え、百貨店の6兆円を大きく上回る。年間来店客数は約150億人で、日本人1人あたり年100回以上利用する計算だ。
   長期低迷が続く百貨店やスーパーを尻目に、生活に深く根付いたコンビニが小売業界を引っ張っていることを示す。
 その強さの秘訣は、消費の移り代わりをいち早く察知し、事業を広げてきた柔軟さにある。「売れ筋」を重視した商品構成と在庫管理、少量多頻度の配送システムなどが急成長を支えた。
 おにぎりや弁当が中心だった品揃えは、生鮮食品、惣菜、いりたてコーヒー、医薬品などに広げ、
他業種の分野に踏み込んでいる。低価格の自主開発商品を相次いで投入し、なじみの薄かった主婦や高齢者の利用も増えた。
 
 公共料金の納付、宅配便、ATM、チケット販売など物販以外のサービスも伸びている。

  以上の通りだが、当方は昭和40年前半にアメリカのセブンも見、その後日本のセブンやローソンの1号店も見てきた。アメリカの場合、しおれたような青果も10品くらい置いてたし、全体的に清潔感に欠けた。

  ところが日本に登場のセブンは生鮮は置かず、清潔さは抜群。雪深い新潟の知り合いのコンビニを訪ねたとき、床がピカピカ。そしてその日、知人の店長は不在・・・東京の研修会に行っていたのだ。厳しい研修で、旧態の小売業からいち早く脱皮していった姿をかいま見た。

  またローソンの初期の店はいまとデザインも異なり、洋風かぶれの惣菜(デリカ)を前面に出し失敗していた。つまり環境の違い(アメリカと日本の)、時代の変化を見据え、絶えずイノベーションを行い進化してきたのが、コンビニといえる。

   誕生当初は影で契約上のトラブルによる訴訟も多かった。これとて、いつの日からか、全く聞こえなくなった。

 
  直売所はといえば、ガラバコス現象とも言うべきで、コンビニやスーパー、ドラッグストア、ホームセンターなど充分観察せず、自ら外界と接触を絶ち、進化から遅れようとしている感がある。当初から作ってあった加工室が軒並み使われていなかったり、計画生産表が当初義務づけられていたものが、最近は「実施できないからやめた」と白紙にもどしている経営すらある。

 「今日も、明日も改善」「絶えざるイノベーション-提案」といった標語をかかげ、日々の向上に努めて欲しいものだ。

 

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