2012年7月21日土曜日

6次産業化フェア7月18・19①アイス工房カウベル他!

    7月18・19日に東京池袋のメトロポリタンプラザビル1Fで、農林省主催の6次産業化フェアが行われ、21店が全国から出店していた。別途、ホテルメトロポリタンでシンポジュウムや商談会も開かれたが、時間の都合でフェアのみ2日見ることになった。

   昨年は多数の6次産業化案件に接することができたが、今回21例に接してみると6次化の認定事例のためか、1つだけでなく多数「こだわり」を持ち、すでに地元中心に販売チャネルをきっちりと確保している点で、いずれもすばらしい。まず畜産関係から紹介しよう。

    1.栃木県小山市の「アイス工房カウベル」
    元気な酪農家が栃木県酪農協に出荷したあと生乳処理したものを直送してもらい、120以上のオリジナル・ジェラードを開発、常時18種を小山市「道の駅思川」で直売所で販売している。工場は隣接地にあるという。1カップがシングル250円~、ダブル350円~。ハトムギ、フレッシュミルク、抹茶、チョコレート、黒ゴマ、ラムレーズン、バニラ等。

   季節の野菜・果物を取り入れたものばかりだが、特におすすめは小山市特産の「ハトムギのジェラード」のようだ。小山市はハトムギ生産が日本一という。この商品はいま日本一注目度の高い東京のスカイツリー・ソラマチの「とちまるショップ」でも販売されている。

  また「お土産用お持ち帰り」「宅配メニュー」も準備され、後者は保冷箱入り16ケセットが送料込みで5,110円だ。・・・FAX0285-38-0240 アイス工房カワベル

  2.栃木県那須町の「㈲那須高原 今牧場チーズ工房」
こちらも話題性一杯である。7人でホルスタイン120頭、ブラウンスイス15~20頭、子牛まで入れると300頭?を飼い、他にヤギ14頭も飼っている。
    スタッフ全員で目を光らせ、良質な原乳を生産し、搾乳室から少し傾斜させたパイプラインで工房に流し込み、フレシュミルクのダメージを少なくし、素晴らしいチーズ作りに努めているという。

 平成24年4月の工房誕生だが、昭和22年に開拓者として入植した歴史ある牧場。本場のヨーロッパで製造経験をした職人を入れ、現在8種のチーズを製造・販売。
 牛乳製「ゆきやなぎ」160g以上税込650円・・・朝一番に搾乳室に入ってくる元気印の牛の乳で作ったチーズ。
 牛乳製「しおのはな」160g以上税込750円・・・フレシュミルクを殺菌後、通常乳酸菌を添加するところ、その前に特別な塩を添加。ミルクの甘さと塩の風味が花開く品。
山羊乳製「朝日岳」150g税込800円・・・なねらかなクリームチーズのような肌触りは山羊チーズがきらいでも美味しく賞味できるもの。
  このほか「ひかり」(ウオッシュタイプ)、「さくっらだおか」(ウオッシュタイプ)、「みのり」(セミハード)、「だいどう」(ハードタイプ)、茶臼岳(山羊乳)も熟成中とのこと。
HPによれば、チーズ工房166㎡の建設費8,000万円の1/2を国からの補助で建設。これには生乳殺菌・発酵用タンク400リットル、室温制御装置のある熟成庫、ラッピングやパック詰めを行う包装室があり、1日最大40kgの生産が可能。インターネット、地元道の駅、ホテル、レストランを主な販売ルートとしている。
那須町大字高久甲5899-7 ☎0287-74-2580

 
3.兵庫県淡路島の「北坂養鶏場」
 ここは五島孵卵場の純国産鶏の「さくら」(桜色の殻のタマゴを生む白い鶏)、「もみじ」(もみじ色のタマゴを生む茶系の鶏)を中心にした15万羽の養鶏場である。

 純国産で、かつ「タマゴの持つ本来の魅力を大切にする」というコンセプトが評価され、関西のパルコープさん(生協)と取引があるだけでなく、淡路島内に6ケ所の自動販売の直売所を設けているのがユニークである。こちらは20ケ入り中心と聞くが、
10ケパックの価格は「さくら」が2L250円、L240円、M230円だ。「もみじ」はそれぞで50円高で、2L300円、L290円、M280円と電話で聞いた。間違いがあればお許し願いたい。
 Mが10ケ230円の場合は1kg377円、280円野場合は459円になり、付加価値販売が淡路島というローカルでも可能なことを教えてくれる。
 北坂では写真の通り、オリジナルな「たまごまるごとプリン」というものを開発し、通販でも販売している。4ケ入り500円の見本販売を購入したが、タマゴを割るとプリン状の黄色の身が出てき、これにキャラメルを掛け、プリンのように賞味する。プリンと異なる独特の味・香りを持つ。タマゴの黄身・白身を撹拌し、均一なものにして特別な加工を施すようだ。タマゴは自然のままの殻付きで、製

法に?が付き、興味がそそられる。
「まるごとプリン」9個入りが税込3,150円、12個入り税込3,675円で、他にロールケーキ入りの
のセットもある。
兵庫県淡路島市育波2442 ☎0799-84-0510

4.北海道の「有・ひだかポーク」
 有・ひだかポークは平成17年に農場開設、当初より豚を放牧して育てたいと考え、肥育のみ開始した。そのご肉質の向上を図るため、飼料に昆布を混ぜたり、ホエーを与えた。
平成19年には繁殖豚を導入し、特にこだわった種雄(バークシャー50%)をあてて、ケンボロー
豚の最高肉質を目指した。20年頃から通常規格の120kgでなく150~180kgに大きくそだてる生産を開始、あらたに日高の飲食店や札幌のレストランで使用されている。
通販 ホエー放牧豚「幸王(ゆきおう)」セット・・・①ベーコン+ソセージ5種税・送料込み5,000円、②ボロニアン+ソセージ3種・同4,000円、③ソーセージ5種・同3,000円、④ロースハム+ソーセージ5種・同5,500円。そのた単品多数。
北海道日高郡新ひだか町静内こうせい町1-9-6 ☎0146-43-2322


5、農事組合法人「甲州地どり生産組合」
生産組合では「昔、農家の庭先で遊んでいたイメージ」で甲州地どりを飼育。病気にかかりづらい環境を作り、抗生物質に頼らない飼育を行い、生産者が美味しいと自信の持てる食材を消費者に提供し、安心・安全につなげている。
 雄鶏は山梨県産のシシャモ、雌鶏は独立行政法人兵庫牧場で、シャモの肉付きを落とさずに肉付きを良くした劣性白ロック。
①約120日かけしっかり運動させ、歯ごたえと味のある鶏。
②放し飼いで、小石をついばみ、内臓の発達した健康な鶏。
③植物蛋白を与え、味良く、臭みない。
④広い農場でストレスを与えず、病気の感染もない。
⑤抗生物質、成長促進剤を使わず、安心なものに育てる。 
・・・など多数の工夫。 
甲府市伊勢2-10-2「甲州地どり市場」 ☎・FAX055-222-0032



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