2012年7月3日火曜日

6次産業化の商品と販路チャネル-スーパーは頼れるか!

    主婦のライフ・スタイル分析により、「安さだけが総てでない」と提言するものの、多くのスーパー・チェーンは依然と安売り競争にのめりこんでいる。しかし、同じチェーンが別途「高品質志向の店」を出す例も出てきており、やや改善の兆しがないわけではない。   
   さて、6次産業化で加工等がされた商品のチャネルとして、スーパーは頼れる存在か?どうか。
日本政策金融公庫が実施し、H23年12月に発表した6次産業化の認定を受けた農業者へのアンケート調査の「主な販売先」の結果(回収165件、複数回答の支持率%)によれば・・・
消費者        81.2%
直売所        50.9%
スーパー       41.8%
卸業者        41.8%
飲食店        35.2%
百貨店        27.9%
食品製造業者    24.8%
生協          23.0%
その他製造業     6.1%
コンビニ        3.6%
その他          3.0%
   以上の通り、スーパーが3位に食い込んでいる。スーパーといっても様々で、ディスカウント型もあれば、平均的安さを維持する型の店、ややアップグレイド型、アップグレイド型もある。関東に例をとれば・・・
 1.ディスカウント型  
      オーケー・ストア、オオゼキ、ロジャースボール、オオカワ(家具店出身)、タイヨー等。
2.平均的安さ型
      多くのスーパーだこれに入る。
3.ややアップグレイド型
     一部チェーンの新業態・・・たとえば、マルエツの「リンコス」(2店)、いなげやの「ブルーミングブルーミー」(2 店)、京王ストアの「キッチンコート」(8店)、東急ストアの「プレッセ」、従来からある三徳など。
4.アップグレイド型 
    かなりの歴史を持つ紀ノ国屋(7点=現在JR東日本系)、成城イシイ(駅ビル等多数)、 三浦屋(9店)、サカガミヤ(6店)、京北スーパー(千葉)、クイーンズ伊勢丹がある。その他では長野のツルヤ、兵庫等のイカリスーパーも入る。

 
 
 1・2のタイプは安さ本位のため、6次産業化の「こだわり品」に興味をまず示すことがまずないが、3・4となると別である。昔、三浦屋を訪ねたさい、ゴマ1品をある1社から仕入れていたくらいで、こだわりは強い。頼れるスーパーを知り、頼れるチャネルに育てることだ。

 
 営業の力点を3・4に置きつつ、展示会等で2の普通のスーパーにも「こだわり品」を普及していくのがマッチングのポイントだろう。商工会を通じ、まず地元にある会員スーパーやデパートを紹介してもらい、試食販売から入るのも一方だろう。

 こだわり品といえども、スーパーの場合は導入時に店内特売品として一度は安くうることをお勧めしたい。固定客が最初の段階で10人、20人作ることに役立つ。0からのスタートでは、商品の開店が悪く、場合により売場からカットされてしまいかねないからだ。賞味期間の半分がすぎたら返品されることにもなる。このため「損して得を取る」は必要なことである。










最近出会ったのが、京王ストアの「キッチンコート」である。すでに都内等に8店舗展開し、「こだわり、本物志向、健康志向で、上質な食材を揃えた店」を謳っている。当方が見た店は269坪と標準タイプとされる450坪を大幅に下回り、閑静な1戸建ての中・高級住宅地にあった。だが内容を見ると、はっきり「こだわり」が見えるアップグレイド型(後記)と違い、中途半端な感じがいなめなかった。地域に合わせ安売りをしないだけの店としか映らない。


本日はいなげやの新業態の2号店と言われる「            」鴻巣店を見てきた。いなげやは、普通地元野菜の直売コーナーが見られないが、ここには   人の農家からなるコーナーが設けられ、15尺幅3~4段の立体陳列で25品ほどが置かれ、一時生産者が説明販売もしていた。

また、別にオーガニックのコーナー   尺幅があり、薬味野菜のコーナー  尺幅もあった。

0 件のコメント:

コメントを投稿