2012年5月18日金曜日

攻めの農業!中国の日本米1kg1,400~1,500円!

攻めの農業」と言われている。当方の身近でも、ヨーロッパにシイタケのある種の加工品を輸出したいという話しや、盆栽を輸出したいといった話も聞く。目下、輸出の代表選手はリンゴや米のようだが、今回は米について主にネット情報をもとにまとめたものである・・・
 

中国におけるコシヒカリ等の小売価格は1kg1,400~1,500円。国内では1kg400円前後だから、日本に比し3.5~3.75倍である。これも富裕層のニーズがあるためだ。中国の一般在来種は1kg40~50円、高級在来種で90~110円、現地日本品種140~170円、タイ産の香米190~230円で、極めて廉価な庶民向けの米も多数流通していることが分かる。 

ところで、1元は約15円とのことだが、年12万元以上(180万円以上)の富裕層がすでに420万人以上いる。物価は日本の1/10ほどで、180万円といっても1,800万円の所得を意味するようだ。この富裕層は日本と異なり30代が中心だそうで、驚きである。 

年4~12万元(60万円~180万円未満)の中間階層も6,500万人もいる。日本の人口の半分にも相当する。中間階層は予備軍で、この人たちも日本産の米を買い得る層である。インドにおいても、急速に富裕層が増えており、日本産米のブームも起き得るのだ。 

 問題は国産400円が、なぜ1,400~1,500円にもなるのか。ネットに香港に出した場合の流通経費が、別途紹介されている・・・

1.輸出価格453.7円(うち、国内保税庫納入価格400円、ケースマーク・ラベル代?3円、張り手間3円、輸出諸掛7.7円、輸出業者手数料40円)
2.現地港着値460.3円(海上保険2.5円、海上運賃4.1円)
3.現地卸売り売価599.6円(輸入諸掛15.4円、輸入業者手数料46.0円、卸売業者手数料78.2円)
4.小売価格779.8円(小売差益180.2円=値入率23.1%) 

・・・となっている。この場合、現地の小売値は先記の780円ほどで。日本国内の1.95倍レベルである。中国本土の方が富裕層の絶対数が多く、3.5倍以上の値になると見れば矛盾は生じない。日本でも同じ新潟のコシヒカリでも1kg400~920円と大幅な差がある。中国ではこの上限をさらに1.5倍以上も超えるが、それだけ桁違いにリイチな富裕層が多いためではないか。
      中国を語る場合、邦人数が11万5,000人、日本食レストランが北京・上海だけで400~500店もあることも知る必要がある。

追記 5月20日に株・農業技術通信社からの連絡によれば「農業経営者」6月号で<特集>「チャレンジ!コメ輸出 探そうあなたのお客さんは世界中にいる{前篇}」が掲載されるそうである。詳しく研究したい人は必読!1冊1,500円。

0 件のコメント:

コメントを投稿